中の上と中の下のあいだ

凡人中の凡人が非凡になろうと足掻いたり、つぶやいたり、ゴネたり・・・

文化を伝えるという重み

お花を生ける人は、おしとやかな人だと思っています。

着物を着る人も、少なくともガサツではないと、思っています。

そして、お花を生けて、着物を着てお茶を点てる素養のある人は、重い物をさも軽いように、軽い物を厳かに、大切に慎重に扱います。

これが日本人の美徳であると、個人的には考えています。

そのへんをすっ飛ばして、外国人に日本文化を教えようだなんて、なんておこがましいのでしょう。

木の枝や生の草花を扱うから着物なんて着てられません!と平気で言えてしまう人は、ただ花を技術的にキレイに生けられれば、それで良いのでしょうね。

生ける動作からゆったりと優雅にやれば、まず自分の心が落ち着くだろうに・・・

外国人相手だからって、手を抜いてるようにしか見えません。

そういう人が増えると、やがて日本人はバカにされてしまいます。

日本の文化をよく知らずに海外に出てしまった若者は、まだまだ救いようがあります。

知らなかったら学べばいいんですもの。

厄介なのは、既にいろんな人たちに教えた経験のあるセンセイたち。

技術ばかり磨いて肝心の根底部分が抜け落ちてしまっている人があまりにも多いです。

自分の国の文化を外国の方々に伝えることが、どれほどの重みを持つのか全く分かっていらっしゃらない。実に残念。

とまあここまで書きましたが、自分への戒めとしても・・・